大阪大学 大学院様「コロナ対策フェイスシールドPROJECT」イラスト制作
大阪大学大学院医学系研究科の中島 清一 特任教授よりご依頼いただき、 コロナウイルス対策品「フェイスシールド」プロジェクトのイラストを描かせていただきました。
【STEP1】フレーム部分を3Dプリンタで製作。シールド部分はクリアファイルで転用。
【STEP2】クラウドからデータをダウンロードし、3Dプリンタでフレームを出力。
【STEP3】完成したフレーム情報をプロジェクトの公式Facebookページでシェア。需要がある医療機関へ配達。
【STEP4】フェイスシールドを必要とされる医療現場へ配布。梱包がミニマムなので自転車等で近隣のクリニックへ届けやすいのが強み。フレームは改良され品質がアップデートされていきます。
【全体像】フェイスシールドを必要としている医療機関の調査から、実際に届けられるまでの流れ。
案件概要
中島教授は、福井県鯖江のメガネフレームメーカー「シャルマン」と連携し、近年では安価が進み性能が良くなった3Dプリンタでフレーム部分を製作。
シールド部分はどこにでもあるクリアファイルを転用するという着想で、世界で初めて超安価なフェイスシールド開発に成功されました。
▼紹介記事
3Dプリンタとクリアファイルで作れるコロナウイルス対策のフェイスシールド~メガネフレームの世界的メーカーとの産学連携で緊急開発。世界へ発信~
当プロジェクトの活動を更に広めるべく、3Dプリンタでのフェイスシールド製作から医療現場に届くまでの様子と、 プロジェクトのコンセプトを解説するイラスト制作のご要望をいただきました。
イラスト提案
当プロジェクトの活動を更に広めるべく、3Dプリンタでのフェイスシールド製作から医療現場に届くまでの様子と、 プロジェクトのコンセプトを解説するイラスト制作のご要望をいただきました。
良いフレームが誕生することで、「3Dプリンタ製作」から「工場での大量生産」へ本格的に移行でき、より多くの医療現場にフェイスシールドを届けることが可能となります。
イラストは青をベースに説明したい箇所を赤で強調し、極力文章が無くても意図が伝わるように。
また、中島教授からご要望をいただいたように、学会スライドや学術論文でも使いやすいフォーマルなイラストを目指しました。
全体レビュー
少しでも多くの方にこのプロジェクトの活動を知っていただき、そして1つでも多く、1日でも早く医療現場にフェイスシールドの普及が広がってほしい。
私も、そのように願いを込めてイラストを描かせていただきました。
中島教授、大阪大学大学院医学系研究科の皆様、大変な状況の中、オンライン会議をはじめ迅速なフィードバックありがとうございました。
1つでも多く、1日も早くフェイスシールドが医療現場へ届きますように。
そして、どうか少しでも早くコロナが収束しますように。